ケーススタディ
突然サイトが更新できなくなった!サーバー容量不足が原因で停止したときの対処法と移行の判断ポイント
CASE
ディスク容量不足が原因でサイトが停止するケース
Webサイトが突然表示されなくなる、更新ができなくなる。
調査するとサーバーのディスク容量が上限に達していたというケースは少なくない。
容量不足は予兆が見えにくく、気づいたときにはサイト停止やメール障害につながることもある。
ある日突然、「サイトが表示されない」「管理画面にログインできない」「更新ができなくなった」「メールが受信できない」といったトラブルが発生することがあります。
調査の結果、サーバー容量がいっぱいになっていたという原因は決して珍しくありません。
容量不足は静かに進行し、気づいたときにはすでに業務に影響が出ているケースも多いのです。
サーバー容量不足で起こる現象
サーバーの容量が不足することで、具体的にどのような現象が発生するのか主なケースを見ていきましょう。
サイトが500エラーになる
書き込み処理ができず、エラーが発生します。
メールが受信できなくなる
メールもサーバー容量を使用するため、受信不能になることがあります。
バックアップが失敗する
容量が不足していると、バックアップ処理が完了しません。
データベースが不安定になる
ログや一時ファイルが増え続けることで、パフォーマンス低下も起こります。
サーバー容量不足が起こる原因
では、なぜサーバーの容量が足りないという自体が発生するのでしょうか。
よくある事例を確認します。
| ✔ 画像・動画データの増加 | 長年運用しているサイトほど、アップロードデータが蓄積しています。 |
| ✔ ログファイルの肥大化 | アクセスログやエラーログが削除されずに溜まり続けるケース。 |
| ✔ バックアップファイルの放置 | 同じサーバー内にバックアップを保存し続け、容量を圧迫します。 |
| ✔ メールボックスの肥大化 | 不要メールや添付ファイルが原因になることもあります。 |
応急対応としてできること
急ぎでサーバー容量を減らす必要がある時、すぐに対応したいのは次の内容です。
容量使用状況の確認
どのフォルダが容量を使っているかを特定します。
不要ファイルの削除
- 古いバックアップ
- 不要ログ
- 未使用データ
を整理します。
一時的な容量追加
可能であれば、プラン変更で一時的に容量を増やします。
サーバー移行を検討すべきケース
上記で応急対応をした上で、本格的にサーバーを移動させることを検討すべきケースもあります。
例えば、容量不足が一時的なものではなく、
- 今後もデータが増え続ける
- 画像や動画中心のサイト
- ECサイトで商品数が多い
などといった場合は、より大容量・拡張性のある環境への移行を検討するタイミングです。
移行時に合わせて見直したいポイント
容量問題が解消せず、サーバーを移行することになった際に合わせて検討したい問題を整理しました。
ストレージ構成
データ保存先の分離、クラウドストレージ活用を検討しましょう。
自動ログローテーション
ログの自動削除設定を行います。
バックアップ保存場所の分離
本番サーバーとは別に保存することで、容量圧迫を防げます。
そして、再発防止のための運用ポイントとして次の設定も見直しを行うと良いでしょう。
- 容量アラート設定
- 定期的な容量チェック
- メールボックス管理ルール策定
まとめ
サーバー容量不足はゆっくり進行しながら、ある日突然サイトを止めます。
移行は単なる場所の変更ではなく、将来のデータ増加を見据えた設計や運用ルールの整備を行う機会でもあります。
事後対応ではなく、予防的な視点での移行判断が重要です。
参考記事:サイトが重い原因はデータベース?サーバー移行と同時に見直したいDB容量・負荷の問題
使用するサーバーや契約プランなどにより、手順や必要な作業は異なります。本記事では一般的な内容をご紹介しておりますのでご了承くださいませ。
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